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インテル代表取締役共同社長の吉田和正氏
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「Core 2 DuoプロセッサとWindows Vistaとの組み合わせにより、パソコンの新世代がはじまる」、2月1日に行われた説明会において、インテル株式会社 代表取締役共同社長の吉田和正氏はWindows VistaとCore 2 Duoによる新しいユーザー体験が生まれると宣言。マイクロソフト株式会社、ソニー株式会社とともに、両製品の組み合わせによるメリットなどを紹介した。
吉田氏は、「Windows Vistaの登場により、さまざまな革新的な製品が登場してくる。特に、PCを中心としたプレミアムコンテンツの利用シーンが増えることになり、Core 2 Duoの高い性能と低い消費電力というメリットが生かされる。2007年は大きな意味を持つ年となるだろう」と述べ、ユーザーにとっても業界にとっても革新的な1年になるとした。
マイクロソフトからは、執行役常務ビジネス&マーケティング担当の佐分利ユージン氏が出席。1月30日のWindows Vistaパッケージ版の深夜販売に触れ、「都内だけでも数千人規模の人が参加するなど、われわれが予想した以上の反応だった」と、好調なスタートを切ることができたと述べた。「ラウンチイベントは終わったので、これからはWindows Vistaの価値を紹介していくことに力を入れる」と、ユーザーに対しWindows Vistaの訴求を行っていくとした。
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マイクロソフト執行役常務ビジネス&マーケティング担当の佐分利ユージン氏
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Windows Vista&Core 2 Duoにより、市場拡大を目指す
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ソニーからは、コーポレート・エグゼクティブSVP VAIO事業本部本部長の石田佳久氏が出席。HD対応やデジタルホーム、モバイル、B2Bの4つの領域で、Core 2 Duo&Windows Vista搭載モデルを展開すると述べた。
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ソニー コーポレート・エグゼクティブSVP VAIO事業本部本部長の石田佳久氏
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Core 2 Duo&Windows Vista搭載製品を各領域において投入
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Celeron D搭載PC(左)との比較。17枚のスライドをPDF変換した場合、Core 2 Duo搭載PCでは8秒程度で変換できるが、Celeron D搭載PCでは40秒程度の時間がかかった
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説明会では、PowerPointのスライドデータをPDFに変換するデモを行い、ビジネスでもCore 2 Duo&Windows Vistaを利用する利点を紹介した。インテル マーケティング本部長の阿部剛士氏は、「PDFへの変換速度だけでも、高性能プロセッサをビジネスで利用するメリットの高さが理解していただけるのではないか」と、ビジネス利用でも複数アプリケーションを同時に利用するシーンも多いと述べ、Core 2 Duoを利用するメリットを強調した。
なお説明会では、ノートPC対応のvProを今年中に発表することも紹介した。
■ URL
インテル株式会社
http://www.intel.co.jp/
( 福浦 一広 )
2007/02/01 15:04
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